あかもく丼【割烹旅館かねやす】福岡県北九州市
地元では名の通った旅館のかねやす。私はあまり食事のイメージがなかったのですが、近くを通ったときに食事だけできるのかとチラ見しておきました。駐車場は完備されていますが、路駐の車が一杯(;^ω^)
早速中へ入っていきます。カウンターや受付がなくチョット不安になりながらレストランの入り口をくぐります。レストラン内は海に向かって細長く、海に近い奥の席に陣取りました。予約のリザーブ席もあるようです。
料理は今回一番人気の芦屋定食ではなく、あかもく丼にしました。あかもくとは海藻の一種で、もずくに似ていますが、粘りがとても強くご飯のお供になる上、体にも良いと最近注目されている食材です。
このあかもくを新鮮なお刺身の乗った丼にかけて豪快に混ぜて頂きます。お刺身を予め別の皿に避けておき、ご飯とあかもくを混ぜた後、お刺身と食べても良いでしょう。新鮮なお刺身はプリプリとした歯ごたえで美味しい。この海鮮丼、出汁茶漬けでいただいても美味しそうです。
サラダとコーヒーはサービスになっています。あかもくはパック売りされていたり、近隣のスーパーや道の駅でも販売されているので一度ご賞味あれ。
割烹旅館かねやす
〒808-0123 福岡県北九州市若松区大字有毛2464
電話 093-741-1131 定休日不定休
宴会最大人数150人(着席時)
公式ホームページ: 割烹旅館かねやす
かねやす岩屋店は創業80年を誇るイカの活き造り、魚料理の旨い割烹旅館です。受け継がれる伝統の味はそのまま、よりお客様に親しみやすい価格で、新鮮な魚介類を楽しめる店として、多くのお客様にご愛顧をいただいています。特に宿の目の前に広がる岩屋漁港で水揚げされたヤリイカの生き造りはお店の看板商品として、長年にわたってご好評をいただいている当店自慢の一品です。
魚が美味しい割烹旅館ならではの、新鮮は魚介類・イカ・イクラなどにたっぷりの、あかもくをかけて食べる大人気メニューがこの「あかもく海鮮丼」です。あかもくの旬は3〜5月と短いため、提供できる季節も限られています。
若松の新名物、あかもくについて
北九州市の「食」の認定ブランドにも選ばれ、いま話題の食材あかもく。毎年、4〜5月に収穫される季節の味覚です。
実は、あかもくはもともとは船のスクリューに絡み付く厄介者だった海藻でした。しかし、調べてみると「ポリフェノール(悪玉コレステロールを抑制)」「フコイダン(成人病や抗がん作用)」「ビタミンK(骨粗しょう症に効果あり)」といった健康成分がたくさん詰まった、魔法の食材であることが判明。
その後、地元漁協が中心となって商品化し、現在ではテレビや新聞にも取り上げられる噂の食材として、認知度を年々高めています。
あかもくの特徴は何といっても、この粘り。あまりの粘りの強さに、ハサミで切りながらパック詰めされているほどです。
かねやすでは、あかもくを新鮮な海鮮と一緒に召し上がって頂ける「海鮮丼」をレシピ開発。おいしくて、健康にも良い!ということで、毎年たくさんのお客様からご好評をいただいています。