アイリスオーヤマの高圧洗浄機でコンクリートの洗浄
購入した当時のセット内容

毎日車を駐車スペースに止めていると、コンクリートの汚れの変化って気づきにくいですよね。コンクリートの表面が毎日徐々に汚れていき、ある日その汚れの蓄積に気づいた途端にとんでもなく汚れていることに驚きます。雨や台風などでコンクリート表面の汚れは流れると思っているのは大間違い!コンクリート表面にたまった砂埃や苔は雨などでは流れてくれません。特に頑固な苔は一度付着してしまうとデッキブラシでいくらゴシゴシ洗っても落ちてはくれません。

少し前から駐車スペースが黒くくすんで、玄関の印象が暗く陰気で古びた感じになり、そろそろ洗浄しないとなぁと気になっていました。そこで連休を利用し、思い切って洗浄してしまおうと以前格安で購入したアイリスオーヤマのコンパクトタイプ高圧洗浄機FBN-401を引っ張り出してきました。

アイリスオーヤマの高圧洗浄機
作業前の準備
三年も放置していた高圧洗浄機

3年前に購入して1度使用したっきりガレージに仕舞い込んでいました。超久しぶりの登場です。この時あまり気にしていませんでしたが、3年も経っているとは思ってもいなかったので、動作するのか確認してなかった。水を使う電化製品なので3年も放置していれば壊れて動かないなんてことも十分ありますからね。

電源はガレージからとって、水道のホースはリールホースで延長します。ガンにアタッチメントを装着し、高圧洗浄機に接続。今回は駐車スペースのコンクリートを洗浄するので、アタッチメントは広角ランスを使用しました。

準備できたらスイッチオン。忘れていましたが、このアイリスオーヤマ製高圧洗浄機FBN-401はコンパクト設計の一番お安いモデル。当然、静音タイプではないので物凄い大きな駆動音がします。久しぶりに使った私もウオッとちょっとビックリしました。作業はお昼から始めましたが、やはり大きな駆動音は気になります。高圧洗浄機本体をガレージの中に入れて騒音を軽減し、作業することにしました。

コンクリート洗浄中の比較
左:洗浄前 右:洗浄後
洗浄作業中の比較

洗浄作業中の濡れた状態での比較です。左が洗浄前、右が洗浄後。明らかにくすみがとれ、白くなっています。作業中もチョークで塗りつぶした黒板を黒板消しで消していくような感じでくすみが取れていきます。

流石にサッサと取れるわけではないですが、ランスを黒板消しでチョークを消していく要領でゆっくりと動かしていくと帯状にくすみが取れていきます。くすみが取れていく様は作業していても楽しくなります。この楽しさのおかげで作業に集中できちゃいます。

コンクリート作業前
コンクリート作業前
コンクリート作業後
コンクリート作業後
乾燥時の比較

作業前と作業後、乾燥した時の状態を比較。こうしてみると、やっぱり相当汚れが蓄積されていたんだなと改めて感じます。洗浄作業中、側溝に流れていく水を見ると真っ黒だったり、モスグリーンだったりするので頑固な埃や苔汚れの取れ具合が実感できました。それにしても白くなった!

高圧洗浄機での作業はやってると楽しいし、作業の成果が目に見えるのも飽きない。洗浄前と洗浄後のギャップに驚いて作業の達成感もあります。

アイリスオーヤマの高圧洗浄機お得なセット
購入した当時のセット内容
アイリスオーヤマの高圧洗浄機
コンパクトタイプ
メリット・デメリット・注意点

高圧洗浄機は興味あるけどお高いんでしょ?と思われている方も多いと思います。でも、このアイリスオーヤマの高圧洗浄機FBN-401のような廉価モデルなら1万円以下で購入できます。お得なセットも用意されているし、運が良ければ私のようにセールで半額で手に入れられます。
コンパクトサイズのモデルなら女性でも持ち運びできるし収納も場所をとりません。コンクリートの壁や床はもちろん、車のホイールや車の底、散水ノズルでは届かない場所にも高圧洗浄機なら届きます。用途に合わせてオプションのアタッチメントもそろっています。

デメリットもあります。まず、駆動音が大きい。静音タイプじゃないと駆動音はかなりのものですね。早朝や夜の使用はまず無理なくらい大きいです。そして作業までの準備が少し面倒くさい。電源とったり、ホース繋げたり、アタッチメントセットしたりと掃除機を使う感覚では使えないかな。
このアイリスオーヤマの高圧洗浄機FBN-401のガンにはトリガーを引けなくするためのピンは有りますが、トリガーを引いた状態を保つための仕掛けがありません。そのため、作業中はずっとトリガーを握り締めていなくてはならないため、作業中に握力が無くなって作業できなくなります。そして後日、筋肉痛。
できれば廉価版とは言え水圧調整は欲しいかな。サイディングや車にも安心して使えるし使用用途も広がると思います。

凄い効果で頑固な汚れに対して万能なイメージの高圧洗浄機ですが、使い方を間違えると困ったことになります。外壁材のサイディングやコーティングされた塀などは水圧が強すぎるとコーティングが剥がれたり、傷んだ部分を広げてしまう恐れがあります。車の塗装やデリケートな部品、劣化して弱ったモルタルなどは破壊してしまう事もあります。使う場所の材質、状態、状況をよく確認して使用してください。ノズルを近づけすぎたり、長時間同じ場所に水を当てたりしないように注意が必要です。

今回使用した感想

作業を初めてから気が付けば3時間経過していました。炎天下の中、水分補給しながら作業しましたが3時間も作業していたなんて気づきませんでした。目に見えて成果が出るので集中していたのかな。筋肉痛と日焼けもしっかりしてしまいました。夏の作業は長袖とサングラス、帽子、それに水筒は必須ですね。
3年も放置していた高圧洗浄機ですが、普通に使えてチョットびっくりでした。すぐに壊れたってよく聞くから使用後のメンテナンスはしっかりした方がいいかもしれません。
サイディングにも苔が発生してる場所があるから使ってみたいけど、やっぱりサイディングに使うのは抵抗あるかな。表面のコーティングを剥がしてしまいそうで怖いし。ですが、車には使ってみようかなと思っています。考えてみたらコイン洗車場に設置されているのも高圧洗浄機ですよね。ノズルとボディの距離をとりながら洗車すれば大丈夫な気がします。
本格的な物はお値段も高いし場所も取る。その点、このアイリスオーヤマの高圧洗浄機FBN-401はお手頃でコンパクト、駆動音さえ気を遣って使用すれば初めて購入する人には丁度良いかもしれませんね。

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