漢のネイルチップ活用法
購入したネイルグッズ

普段仕事で揮発性の溶剤を使用しているので、爪が荒れてしまいます。もちろん直接肌に触れないようにナイロン製の手袋をしています。更に私はフォークリフトも頻繁に乗って操作しているので、ナイロン製手袋の上にゴム付きの手袋をして作業しています。それでも爪は荒れてしまいます。原因は溶剤だけではなく、汗で蒸れるのも原因なのではと思っています。

荒れた爪先
荒れた爪先

爪は鱗のようにささくれて薄くなり、途中から割れてしまいます。爪が薄くなってしまうので作業をしていても爪がクニャリと曲がって作業しづらい。また爪が生え際で割れて深爪状態になるリスクに晒されながら作業しなくてはいけません。これは作業中、もすごくストレスでした。

マニキュアトップコート
今までに購入したトップコート

爪が荒れて割れる症状が出始めた当初、爪の表面をコーティングして強化、溶剤の影響を受けづらくしようと考え、色々なネイル用トップコートを購入して試していました。ですが、トップコートでは溶剤の浸透に負けて溶けてしまいました。トップコートが剥がれてしまったときは昼休みなどに塗りなおしていましたが、仕事が終わるころには溶けて剥がれてしまっています。
ちなみに爪の表面に瞬間接着剤を塗ってみたりもしましたがダメでした。溶剤って思ってたより強いんですね。確実に人体には良くはないですよね。

毎日数回、塗っては剥がれ、塗っては剥がれしていたら、保護する目的でトップコートを塗っているのに逆に爪を痛めてしまうと思い、爪を保護する別の方法を考えていました。
調べてみるとギタリストなどプレーヤーの爪を強化して守る専用のコーティング剤や、アスリートの爪を強化して守るコーティング剤などもあるようです。これらのコーティング剤を試しても良かったのですが、お値段もチョットお高め。それに溶剤に負けて溶ける可能性も大きいので購入はしませんでした。

ネイルグッズ
購入したネイルグッズ

そこで少し目先を変えて爪の保護の方法を検索していて、これならひょっとするかもと思いつきました。それがネイルチップ。要するに爪の表面が溶剤の影響を受けて荒れないようにすればいいのだから爪にカバーをすればいい。そのカバーが溶剤に負けるようなコーティングなどではなく、プラスチックや金属など強い材質の物なら大丈夫では?ネイルチップなら加工も取り扱いも簡単で便利じゃないか。ということで仕事帰りにダイソーに寄っていろいろと買ってきました。

左からネイルチップ、爪やすり、ネイル粘着テープ、爪強化ベースコート。ネイルグッズなんて普段買わないので、何が必要なのかはもちろん、使い方も知りません。そこでダイソーの店員さんに聞いてみた所、店中の店員さんが集まってきて「このお客様がネイルしたいそうだけど、どうしたらいい?」とちょっとした騒ぎに。みんな見ていくしメチャ恥ずかしい状況で、もう勘弁してくれ~って逃げたかった。

でもこれで日々のストレスから解放されるならここは我慢。結局どうしたらいいのか分からず、使えそうなものを買ってきたわけですが、100円なので試し購入もしやすいのは有難い。ネイルチップの貼り付けは両面テープで試してみます。まぁ、ダイソーでは他の方法が無かったので。ベースコートは爪を強化するものを見つけました。一般的なベースコートやトップコートよりも硬質に固まり爪を保護できそう。今回はこれらを試していきます。

※この記事は爪を溶剤からのダメージ防止のためのものです。私はネイルに関する知識を持っていないため間違った使い方をしているかもしれません。詳しくは専門のブログなどを参考にしてください。

まず爪の割れた部分や長い部分を切って形を決めます。
切った爪の先がざらついていたり尖っていたら爪やすりで形を整えます。このとき爪の荒れた所も軽く均しておきます。

爪の下処理が終わったら爪強化ベースコートを塗っていきます。ベースコートは乾きやすいので刷毛にベースコートを含ませたら素早く塗っていきます。刷毛にちょっと多めに含ませた方が塗りやすいかな。あまり厚く塗り過ぎると乾きも悪いし剥がれやすくなるので薄く塗って乾かします。厚く塗りたいときは薄く塗って乾かす、薄く塗って乾かすを繰り返した方が乾きやすく、強く固まるのでお勧めです。

ネイルチップのサイズ合わせ
サイズを合わせる

爪強化ベースコートが十分乾いたらネイルチップのサイズを合わせます。爪の幅に合うサイズを見つけて切り取っておきます。

爪強化ベースコートを塗った爪にネイルチップ用の両面テープを貼ります。ネイルチップ用の両面テープは小さい爪用しかなく、形も微妙。そのうえ一度くっつくと剥がしにくいので位置合わせは慣れが必要ですね。両面テープを貼り付けたら指で押し広げるようにして爪全体に広げます。

ネイルチップの位置を決めていきますが、ここでも一度くっつくと剥がしにくいので慎重に位置決めを行います。位置が決まったら爪の根元から貼っていくとズレずに貼りやすいと思います。
ネイルチップを貼り付けたら指で押さえてしっかりと密着させます。

ネイルチップがしっかり固定できたら爪切りで不要な部分をカットしていきます。私は爪を保護して作業しやすくすることが目的なので自爪より少し長い所でカットしました。
ネイルチップをカットしたら爪やすりを使って切り口を滑らかに整えてます。

ネイルチップ完成
ネイルチップ完成

これで完成。ネイルチップを付けると自爪とネイルチップの形が馴染むまでの十数分は少し痛くなり違和感がありました。実際にこれで普段通りの作業をしてみましたが、だいぶ改善されたように感じます。蒸れて爪がクニャクニャニなったり、ささくれから割れなくなりました。

普通に作業している分には2日くらいは持ちました。ただ、汗を多くかいて手袋内が蒸れると1日で剥がれかけるので付け替えが必要です。両面テープは水分に弱いようです。剥がれる時はベースコートごと剥がれてしまいます。爪強化ベースコートをつけずに爪に直にネイルチップを貼ってみましたが、やはり手袋内が蒸れた時は同じようにして剥がれてしまいました。

ネイルチップが剥がれかけた時は無理に剥がしてはダメです。荒れた爪の表面も一緒に剥がれることがあるので、剥がすときはゆっくりと剥がしてください。
私は休日の前日、帰宅したらネイルチップを剥がして爪強化ベースコートだけを塗っています。そのうちに爪も元の状態に戻ってくれるといいのですが、暫くはこれで凌ぐことにします。他にいい方法があれば、また試してみたいと思います。

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