
古くなった漆喰の壁をDIYで塗りなおしてみました。以前から物を当ててしまって壊れかけた漆喰の壁が気になっていたんですよね。通りに面した壁なので見栄えも悪いですよね。

一見大丈夫そうに見える所も軽く叩いてみるとコンコンと軽い音がします。どうやら漆喰が剥がれかけているようです。と言うことで壁の漆喰を全て剥いで塗り直すことにしました。

古い漆喰をスクレーパーで剥がしていきます。土壁を傷めないように気を付けながら剥ぎます。崩れた土壁の土はリサイクルするので丁寧に回収します。最近は土壁の土や土に混ぜ込む藁が手軽に入手しずらくなってるんですよね。売ってるところが少なく価格も高め。やっぱり土壁って需要無いんでしょうか。

古い漆喰を剥がし終わりました。一部かなり深くまで欠けた土壁の土の代わりに漆喰を塗りこんでいる所があって、ここは取り除けずそのまま残しています。また補修の際に土を追加で盛ったと思われる部分の土が剥がれてしまいました。軽くたたくとコンコンと軽い音がした場所ですね。漆喰を剥ぐ際に土が壊れて凹んでしまった部分や経年で出来た隙間などもあります。

とりあえず現状を維持するためアクドメールを塗布してこれ以上崩れないようにします。アクドメールは脆くなった壁面を固めて強くし、漆喰を塗った際に漆喰の下から滲んでくる灰汁(土の色)を押さえる効果があります。1回目は希釈したアクドメールを土壁に染み込ませる様に塗布し、数時間置いて乾燥させます。漆喰塗りの初心者DIYなら灰汁止めは必須の工程だと思います。アクドメールが付着させたくない部分にはマスカーで養生しておきます。

1回目のアクドメールが固まったら土が剥がれて凹んだ部分に土を盛って補修します。補修用の土は漆喰を剥がす際に回収した土をふるいにかけて水を加えて練っておいた土を使いました。補修後固まるのを待ってから2回目のアクドメールを塗布します。

2回目のアクドメールは原液で塗布します。塗布したら丸一日放置して完全に乾燥させます。左が塗布後、右が一日乾燥させた状態です。乾燥後は壁面がカチカチに固まります。

漆喰を塗る前に壁面から2~3ミリ離してマスキングしておきます。面倒ですがしっかりマスキングしておくと仕上がりが段違いに綺麗になります。では漆喰を塗っていきます。下塗りは大胆にざっくりと鏝で薄く塗っていきます。多少の鏝跡やムラは気にしません。

仕上げ塗りは少し多めに漆喰を塗りつけて素早く塗り広げます。特に夏場は時間との勝負になります。塗り広げて均すのにもたつくと直ぐに漆喰が乾燥して修正しずらくなってしまいます。常に漆喰の硬さを調整しながら作業します。漆喰を練った際、柔らかいかなくらいの粘度を加水しながら調整します。この漆喰の硬さについてはどのくらいの硬さが作業しやすいか、経験を積むしかないと思います。

作業完了です。今回も素人仕上がりで色々と反省点の多い仕上がりになりました。夏場の暑い時期の作業で塗っていくそばから漆喰が乾燥し始めて完全には修正できませんでした。もっと大胆に塗りつけて素早く均さないといけませんでした。
今回は面積も少なかったのでうま~くヌレールを使ってみましたが、失敗でした。購入したうま~くヌレールは開封してみると紙粘土のように固く、すぐには使えませんでした。加水して練り直して使ったのですが、もっと柔らかくても良かったなと反省。もう経験を積むしかないですね。
うま~くヌレールのこて板は使用後天日で乾燥させたら変形してしましました。今回うま~くヌレールの製品を使ってみましたが残念な結果でした。次回漆喰の作業が発生したときは使うのをためらうかもしれないなぁ。
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