HONDA FREED

先日、出勤前にタイヤの空気が抜けていて、急遽マキタの電動空気入れで空気を入れて出勤しました。帰宅する際に空気が抜けていると困るので、電動空気入れを車に積んで出勤しました。その数日後、車で帰宅し、一旦エンジンを止めて買い物に行こうと再度エンジンをかけようとしたらバッテリー切れでエンジンがかからず買い物に行けなかったんですよね。そんな事もあって、車載用のジャンプスターター+空気入れを探していました。

Shell ジャンプスターターパッケージ

Amazonで色々な商品が販売されていますが、その中に懐かしいロゴが付いた商品を見つけました。昔ガソリンスタンドでよく見たシェルのマーク。懐かしさもあって正規品なら大丈夫だろうと思いこれに決めました。

ロゴ変遷

元々、石油元売だった昭和石油と、石油製品の輸入・販売業務を行っていたシェル石油が合併して昭和シェル石油となり、その後出光興産との経営統合により完全子会社化され出光昭和シェルとなりました。
この時まで貝殻のマークは使われていましたが、その後ブランド名をアポロステーションに統一、この時に貝殻のマークは使われなくなってしまったみたいです。

シェルルブリカンツジャパンHP

その後、昭和シェル石油の会社分割で2020年12月にシェル・オーバーシーズ・ホールディングス・リミテッドがシェル・ルブリカンツ・ジャパンの全株を取得し貝殻のマークが復活したようです。
今回、調べてみるとイデックスを運営する株式会社新出光の創業者と出光興産の創業者はご兄弟らしいのですが、2005年まで資本の関係はなかったようです。知りませんでした。

専用ハードケース

前置きが長くなりましたが、早速商品の内容を見ていきましょう。
専用のハードケース付きでコンパクトに収納できるのは有り難いです。パッケージもそうですが、デザインがかわいいですよね。

充電用USBケーブル

充電用USB-Cケーブル。

空気入れ用ホース

空気入れ用ホース。

空気入れ用アタッチメント

アタッチメントは米式、仏式、英式、ボールの空気入れ、その他浮き輪などに使えるアタッチメントが2種類、合計6種類。

ジャンプスタート用ワニ口

ジャンプスタート用のスマートクランプ。

取扱説明書

取扱説明書は日本語で画像付きなので、分かりやすいと思います。

付属品

充電用ケーブルは手持ちの物で代用するとして、空気入れ用ホースとスマートクランプのコードが短めかな。もう少し長いと使いやすいと思います。

ジャンプスターター本体

それでは本体を見ていきましょう。
本体は艶消しのグレーとイエローのツートンで、シェルのマークがデザインされています。グレーの部分はスチール、イエローの部分は樹脂やゴムでできています。

各種入力

本体上面にはLEDライト、充電用USB-Cポート、出力用USBポート、空気入れ用ホース接続口、スマートクランプ接続口が装備されています。

ボタン類

ボディ前面には液晶ディスプレイが装備されていて、その下には上から順に電源、空気圧アップ、空気圧ダウン、単位切り替え及びLEDライト、充填モードの切り替えボタンが並んでいます。

単位表示切替

空気圧の単位はボタンを押す度にPSI、BAR、kPa、kg/cm2(ポンド・スクエア・インチ/バール/キロパスカル/キログラムフォース・パー・スクエアセンチメートル)の順に切り替えできます。

LEDライト

単位の切り替えボタンはLEDライトのスイッチも兼ねていて、ボタン3秒押しで通常照射、その後ボタンを押す度にSOS、点滅、消灯と切り替え可能です。

モード切替

充填モードは自動車、バイク、自転車、ボールの4モードが用意されています。

スペック *****************************************************************************************
4in1ジャンプスターター機能付き空気入れ
型番:SL-AC001JP
対応車種:6Lガソリン車、3Lディーゼル車(12V専用)
バッテリー:リチウムポリマー
バッテリー容量:10400mAh(@3.7V/38.48Wh)
定格容量:6150mAh
充電時間:約6時間
USB-C入力:5V/2A
USB-A出力:DC5V-2A/9V-2A/12V-1.5A/18W QC3.0急速充電対応✕1
最大空気圧:150PSI (MAX)(表示単位はBAR、kPa、PSI、kg/cm2の4つから切り替え)
充填速度:20L/min
起動電流:600A
最大電流:1000A
稼働温度:-20℃~60℃
LEDライト搭載
ショート/逆接続/過電流/逆電流/過電圧/低電圧/過充電/過熱の回路保護機能
寸法:奥行50✕幅99✕高さ165mm
重量:約800g
生産国:中国
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本体は厚さもあり、コンパクトとは言えないですかね。重量も約800gと決して軽いとは言えないですね。

タイヤの規格

まずは空気入れから試してみます。
タイヤはフリードの185/65R15 88Hで、注入する空気圧は220kPaです。

空気を完全に抜く

自然と抜け切るまでタイヤの空気を抜いた状態でテストします。

マキタの電動空気入れMP180DZ

比較対象としてマキタの空気入れMP180DZを用意しました。

マキタのMP180DZ結果

7分30秒でストップ。

空気圧設定

続いてシェルの空気れ。付属の空気入れ用ホースをねじ込んでセット。空気圧を220kPaに設定します。

SHELL空気入れ結果

13分14秒でストップ。

バッテリー表面温度確認

空気充填直後のバッテリー本体の温度は26℃でした。

空気圧確認

一応、エアゲージで空気圧を確認。ちゃんと220kPa入っていました。

タイム比較

流石に差は出ますね。早いか遅いか感じ方は人それぞれですが、いかがでしょうか?

バッテリー残量1%

ついでに100%の充電で何本のタイヤを充填できるかテストしてみました。
バッテリー残量が1%となり、タイヤが185/65R15 88Hで、空気圧が220kPaならギリギリですが、5本充填できました。

5本目の表面温度

5本連続で充填した直後のバッテリー本体の表面温度は40℃でした。

バッテリー上がりを再現

続いてジャンプスターターをテストしてみます。
予めバッテリー上がりの状態にしています。

パナソニック製EVERSTRON 40B19L

因みにですが、バッテリーは先日オートバックスで購入したパナソニック製EVERSTRON (エバストロン)40B19Lの新品です。

ジャンプスタート用クランプをセットする

ジャンプスターターはボディ上面のゴムキャップを外してスマートクランプを接続します。

クランプをバッテリーに繋ぐ

ワニ口を赤のプラスから繋いで、次に黒のマイナスを繋ぎます。
セットできたらエンジンをかけます。
意外とすんなりかかりました。エンジンがかかったらなるべく早くジャンプスターターを外します。

バッテリー残量30%

十分ジャンプスターターとして使える事が分かったので、続けて何回エンジンをスタートさせることが出来るかテストしてみます。毎回バッテリー上がりの状態にしてからテストします。
テストの結果、バッテリー残量が35%を下回るあたりでブザーが鳴り出し、30%を切るとエンジンがかからなくなりました。
正確には分かりませんが、素早く接続、エンジン始動、取り外しを行えば10回程度エンジンをかけることが出来ました。というのもエンジンスタートさせて直ぐにバッテリーチャージャーを外してもバッテリー残量が見る見る減っていくんですよね。
バッテリーチャージャーを外して直ぐに電源をOFFにするとバッテリー残量は減っていない様ですが、本当に容量は減っていないのか分かりません。
それでもまぁ、10回程度チャレンジできるなら安心ですね。

Shell 4in1ジャンプスターター機能付き空気入れ

今回、実際に購入してテストしたシェルの4in1ジャンプスターター機能付き空気入れは緊急時にも十分対応できるスペックだと分かりました。安心を買うつもりで常備しておいて損はないと思います。

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