ドアミラーとクオーターウインドウ

まだまだ灼熱の日が続きますが、これから雨の日も多くなるので、今のうちに対策しておくことにしました。車のドアミラーとクォーターウィンドウにアリエクで購入した激安の水滴対策のフィルムを貼ってみました。

ガラコ超撥水ミラーコートZERO

いつもはglacoのミラーコートZEROを使っているんですが、これ本当に雨粒を弾いてくれるんですよね。雨の日でもスッキリ見やすくてお勧めです。ただ、布などで擦ると塗膜が剥がれるので注意が必要です。頻繁に塗布すると費用もかさみますね。

アリエクスプレス激安防滴防雨フィルム
アリエクスプレス激安防滴防雨フィルム

ということで、アリエクで激安の防雨防滴フィルムを2種類購入して試してみることにしました。上手く行けば費用を削減できます。では、さっそく作業開始です。

ドアバイザー
ドアバイザー固定ピン
ドアバイザー固定ピン

まずは、作業の邪魔になるバイザーを取り外します。バイザーは2箇所のピンと両面テープで固定されています。ピンを裏側から爪などで押してピンを浮かせ、引き抜きます。

ドアバイザーを取り外す

次にタコ糸など丈夫な糸でバイザーの端から鋸のように引きながらバイザーをボディーから剥がしていきます。ピンの留め具の所は留め具に糸が当たらないよう避けてから作業を続けます。

ウエザーストリップを傷つけた

ウエザーストリップに当たらないよう気を付けながら作業します。自分はウッカリ当ててしまい、ウエザーストリップの一部を切ってしまいました。

両面テープを除去する

バイザーが取り外せたら、ボディーに残った両面テープを指で擦り取るようにして剥がしていきます。なかなか剥げないのでヒートガンで少し炙って剥がすことにしました。後はひたすら根気よく剥いでいきます。

シリコーン除去スプレー
両面テープ除去完了

残った糊の跡はシリコンクリーナーで綺麗にします。水拭きしてシリコンクリーナーを拭き取っておきます。

マスキングテープでクオーターウインドウの型取り

時間の関係で作業が前後しますが、フィルムを貼る準備に取り掛かります。今回はマスキングテープを利用して型紙を作ります。クォーターウィンドウにマスキングを少し重ねながら貼ります。

ペンでなぞる

爪でエッジを形どってペンでラインを引きます。

マスキングテープを剥がす

マスキングテープを慎重に剥ぎます。
同じようにして反対側も型取りします。

ドアミラーの型取り

ドアミラーも同じようにして型取りします。

クオーターウインドウのフィルム切り出し

型取りしたマスキングテープをフィルムに貼り、作業しやすいように部分ごとに切り離したらラインの数ミリ内側をカットしていきます。

ドアミラーのフィルム切り出し

ドアミラーも同様にフィルムを切り出します。

クオーターウインドウをスポンジで洗浄

クォーターウィンドウを水洗いしたらカーシャンプーを使って汚れを落とします。

クオーターウインドウをブラシで洗浄

隅々までブラシなどを使って埃など細かい汚れを落としたら水洗いしてシャンプーを洗い流します。

クオーターウインドウの位置確認

切り出したフィルムを貼り付ける場所にあてがって位置や形を確認します。

薄めた洗剤をスプレーする

OKなら貼り付ける場所に薄めた洗剤をスプレーで吹き付けます。

スクレーパーで水分と気泡を押し出す

マスキングと糊面のフィルムを剥がして位置を調整しながら貼り付けます。スクレーパーでフィルムとガラスの間の水分を気泡と一緒にフィルムの外側に向かって押し出します。

クオーターウインドウ失敗

ここで問題発生。何度かフィルム貼りはやっているんですが、通常この時点でフィルムはガラス面に貼り付くはずなんです。ですが、今回購入したフィルムはなかなか張り付いてくれません。特にエッジが浮き上がって押し出した気泡が戻ってくるんですよね。

クオーターウインドウ完了

余分な水分を吸い取りつつ根気よく気泡を押し出して何とか貼り付けました。もう片方も同じような感じで、かなり苦戦しました。

ドアミラー失敗

同じようにドアミラーに貼っていきます。洗浄した後、薄めた洗剤をスプレーして貼っていきます。
ドアミラーは更に貼りにくく、発狂寸前。商品が届いて開梱したらフィルムが型紙などに挟まれることなく他の商品と一緒に袋に入って届いたんですよね。そのせいで届いた時点でフィルムが変形してたんですよね。変形しているせいでスクレーパーで押さえても浮き上がってきて気泡が入ってしまいます。フィルムの接着力も弱く感じます。

ドアミラー完了

気泡をあっちに押し出しこっちに押し出ししてフィルムが収まりよく貼り付く位置を探しながら作業しました。結局、張り付ききらなかった所は水気が無くなってから再度押さえつけてみることにしました。
一応、フィルムの貼り付けは完了。

クォーターウインドウのフィルム無しテスト

さっそく雨粒対策の効果をテストしてみます。
まずはフィルムなし、ケミカルなしで水をかけてみます。クォーターウインドウ全体に水滴が残り室内も見えにくい感じです。

ドアミラーのフィルム無しテスト

ドアミラーも大小の水滴が付着してしまいます。これでは後ろの状況を確認できませんね。

クォーターウインドウのフィルム有りテスト

続いてフィルムありです。
クォーターウインドウ全体に水が馴染んで水滴になっていません。このフィルム、撥水性ではなく親水性ですね。親水性なので少しのっぺりした見え方になります。

ドアミラーのフィルム有りテスト

ドアミラーも水滴は付きませんが、ミラーに映った景色は少しのっぺりとした印象です。
これは好みが分かれるところですね。私は撥水性の方が好みなので、せっかく苦労してフィルムを貼りましたが、近いうちに剥いでしまうと思います。

クォーターウインドウの状況

フィルムが親水性だったことに加え、なかなか貼れずスクレーパーでゴシゴシやり過ぎたせいで傷だらけになってしまったりして仕上がりにも不満が残りました。

ドアミラーの状況

エッジにフィルム浮きもあり、糊なのか洗剤なのか小さな白い粉がいっぱい入り込んでしまいました。

雨天時テスト
雨天時テスト
雨天時の状況

後日、雨降りの際の状態も撮影しました。比較的雨脚が強いときは馴染んでくれますが、パラパラ降っているような時は雨粒が付着してしまいました。

ドアバイザーに両面テープ貼り付け

とりあえずバイザーを元のように取り付けます。バイザーは両面テープをディゾルビットで綺麗に剥がして脱脂した後、両面テープを貼り直しておきました。

ドアバイザー取り付け

位置を確認したら両面テープの端のほうだけ少し裏紙を剥がしてから仮止めをします。このとき裏紙がバイザーから出るようにしておきます。

両面テープ剥がし

バイザーをピンで止めて裏紙をゆっくり引きながら剥がしていきます。
これで作業完了です。

防雨フィルム状態
防雨フィルム状態

今回アリエクで激安フィルムを購入しましたが、結論をいうとあまりお勧めしないですね。購入するなら少し高くても日本製がいいです。貼りやすいし、クオリティも高い。貼った時の仕上がりは全然違ってきます。

バックモニター用バイザー

ついでに他にも対策品を付けました。
バックモニター用ひさし。雨粒がレンズに付いてモニターで確認できなくなるので付けてみましたが、あまり効果は期待できないかなと思っています。これ多分、車検に通りませんね。突起物として指摘されそうです。

上方両端に映り込み

画面上方の両端にひさしが映り込みます。

ドアミラーバイザー

ドアミラー用バイザー。少しは効果あるんですかね?効果がなければ外します。

汚れたマジカルカーボンのシート
自作のシートを貼り付け完了

ついでにカビで真っ黒になった傷防止シートを自作のシートに交換しました。型は手元に余っていたハセプロの傷防止シートで型どりしました。古いシートを剥いで残った糊を拭き取ったら薄めた洗剤を吹きかけます。ヒートガンで炙りながら皺を伸ばしつつ貼り付けます。見た目も綺麗になってリフレッシュできました。
今回の作業はここまで。

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