面白い食材を見かけて衝動買いしたので料理してみました。 魔界風と言っても見た目の色が変わっているだけで味は普通、 特に変わった料理法やゲテモノの類は使っていません。 イベントや子供たちと作業すれば盛り上がると思います。
目次
紫芋のポテトサラダ
まずは定番のポテトサラダを作っていきます。赤玉ねぎを適当な大きさに切って、水にさらしておきます。
今回はジャガイモではなく、サツマイモを使います。サツマイモではありますが、いわゆる紫芋ですね。料理は下手なので躊躇なくピーラーを使って皮を剥いていきます。名前の通りなかなかの紫っぷりです。別の種類の紫芋も使ってみます。皮は厚めで外側は白っぽい芋です。同じ紫芋でもこんなに違うんですね。
紫芋は小さく刻んで電子レンジでチンします。茹でたり蒸したりするより断然時短になります。茹でると旨味や栄養が鍋に溶け出しますからね。レンチンは手抜きじゃなく、理にかなった調理法です。柔らかくなった紫芋はザルに移して裏ごしします。裏ごしすると滑らかな口当たりでスイーツ感覚のポテサラになります。
ベーコンを適当な大きさに切ってフライパンで炒めます。ポテサラにはカリカリベーコンよりシットリ目のベーコンの方が好みなので水分を飛ばす感じで、少し焦げ目がつくまで炒めます。炒めたベーコンを入れることで適度な塩気と香ばしさがたまらないポテサラになるんですよね。
刻んだ人参を適量加えます。水にさらしておいた赤玉ねぎの水気を切って適量加えます。塩、胡椒で味を調え、好みでマヨネーズを加えたらムラなく混ぜ合わせます。最後にキューブ状に切った紫芋を加えてザックリ混ぜ合わせて完成です。
紫山芋のとろろ
紫山芋のトロロを作ります。はい、躊躇なくピーラー使いますよぉ。山芋、特にヤマトイモやつくね芋系は形が複雑で皮むきが面倒ですよね。料理下手には難度の高い食材です。
なんとか皮むき出来ました。血だらけのグローブみたい。この血だらけのグローブ、いや紫山芋を摺り下ろしていきます。
摺り下ろした紫山芋は普通の山芋に比べ少し粘り気が強いかな。でも自然薯みたいに団子になるような強い粘り気は無いですね。艶といい、ネバネバ感といいスライムのようですね。紫山芋を後で使う鳥つくねに少し混ぜておきます。鳥つくねは紫山芋の色が残るようザックリ混ぜておきました。
紫カリフラワーを茹でる
サラダの盛付に使うカリフラワーも茹でておきます。葉を切り落として、ひと房ひと房切り分けたら沸かした鍋に投入。しばらくすると魔界っぽいビジュアルで茹であがり。一気にテンション上がります。
魔界風シチュー
メインの魔界風シチューに取り掛かります。まぁ、魔界風といっても手順は普通のシチューと変わりませんけどね。ただし、今回はジャガイモではなくサツマイモ系の紫芋を使います。鶏肉炒めて、野菜を投入。しんなりするまで炒めたら水を加え煮込みます。
灰汁を取り除いたら火を止めルーを割り入れしっかりと溶かし馴染ませます。再び火を付けたら牛乳を注いで焦げないよう混ぜながら煮込んで出来上がり。
洋風魔界料理実食
さっそく実食。お見舞いするぞー!
まずはシチューから。見た目はアレですが、味はジャガイモのシチューに比べ少し甘くトロミの強いシチューといった感じでまぁまぁかな。サッパリ目が好きならジャガイモですね。赤芋は溶けやすいので、煮込み過ぎるとドロドロのシチューになってヤバイ。
紫芋のポテサラは同じく少し甘くねっとりとした舌触りで、スイーツっぽい。
紫カリフラワーは見た目のインパクトに反して普通のカリフラワーの味。サラダに添えるだけでチョットお洒落に見えます。
パスタはイカ墨パスタにしました。少しお高いレトルトを使いましたが、イカの生臭さには参りました。イカ墨パスタは今までに何度か食べましたが、美味しいと思ったこと無いですね。普通に買ったレトルトが一番おいしくないっていう・・・。
和風魔界料理実食
和風も作ってみました。最近は素麺つゆや鍋の素は久原をよく使っています。久原は出汁が効いてて美味いんですよね。鍋に出汁を張ったら食材を入れていきます。実はキノコ好きで、キノコ鍋を良く作ります。赤キャベツや、先に作っておいた鶏肉のつみれも入れます。紫山芋も鍋に入れるらしいので試しに入れてみました。後は適当に食材を追加してます。灰汁を取って暫く茹でたら完成。
紫芋の炊き込みご飯も炊きあがりました。
紫芋の炊き込みご飯に紫山芋のトロロをかけてとろろ飯にします。卵の黄身に久原の麺つゆを回しかけ、かき混ぜていただきます。味はまぁ、普通です。鍋はつゆのおかげで普通に美味しい。鳥つくねからも良い味出てます。紫山芋はチョット微妙ですね。
つゆの色は紫に染まっています。
今回は見た目重視で料理を楽しんでみました。味は普通で特に不味くも無し、全て完食しました。