扉にネコ返しをDIYで設置、猫の侵入を阻止
ネコ返し完成

猫は見たり可愛がるだけならば自由でどこか抜けている所があったり、そのしぐさは愛らしく癒されますよね。そんな猫は私も好きなのですが、流石に毎日のように庭に糞をし、芝生や花壇の花を枯らしてしまうのは困りものです。さらに喧嘩で大暴れ、花壇の草花を滅茶苦茶にされ植木鉢を倒されまくるのも見た瞬間のテンションの下がりようは半端ないです。そして昼夜問わず我が家の屋根を走り回り、トタンや波板屋根に飛び移る際の「ドーンッ」という大きな音。雨樋を破壊したり、塗りなおしたばかりの扉に傷を付けてしまっています。

ネコが付けた傷
ネコが付けた傷

木の扉なので爪の掛が良く登りやすいのでしょうね。ここから登ってトタン屋根に飛び移り、屋根伝いに移動して隣の家の塀に飛び移って塀伝いに移動し、窓のひさしに飛び移って、また我が家の波板屋根に飛び移ってという具合にして我が家の周りを屋根伝いにグルグル回っているようです。それも三匹、上下関係があるらしく居心地の良い場所を巡ってよく喧嘩になっています。

猫なのでチョットの障害くらいはすり抜け、飛び乗り、飛び移って移動するので何の役にも立たないので、効果的な対策は難しいですよね。対策し過ぎて家の外観、景観を損ねるのもなんだかなぁ・・・って感じ。猫の侵入はどうしようもありませんが、物を壊したり傷つけたり大きな音をたてたりするのは困ります。猫には申し訳ないけど少し居心地悪くさせてもらう事にしました。

購入したL字金具
購入したL字金具

この木の扉から登れないようにするため、扉の上にひさしの様なものを設置します。ネズミ返しならぬ、必殺ネコ返しですね。さっそくホームセンターでL字型の隅金を購入しました。この隅金を万力に挟んで全て同じ角度に折り曲げます。板を取り付けた時に傾斜がきつくなるように鈍角気味に折り曲げました。アバウトですが、だいたい50度くらいかな。

曲げた金具を取り付け
曲げた金具を取り付け

折り曲げた隅金を木の扉のフレーム部分に釘で固定。以前、DIYで扉や小窓のリフォームをしたときに使ったポリカプラダンの残りを使ってひさし部分を作ります。長さと幅を測り、カット。幅はフレームの幅+前後のひさしの長さでカットしました。ひさし部分はフレームから10センチほど出しています。猫が下から見上げて登れないと思える長さかなと思います。ポリカプラダンをカットしたら隅金に乗せてみて角度や雨樋、壁など避ける部分を確かめます。角度やカットする形を調整したらポリカプラダンを隅金にネジで固定。

ネコ返し完成
ネコ返し完成

ポリカプラダンをネジで隅金に固定できたら強度や角度、何か当たっている所は無いかなど最終チェックして完成です。反省点は隅金が小さかったかな。実は当初、別の方法でネコ返しを作る予定でした。前もって購入していたものを使ったので、予定変更した時点でもう少し長い隅金を購入しなおせばよかったかな。ちょっとケチってしまった(笑

最後に爪の傷跡をペンキで塗りなおしたら作業終了。ペンキはリペアした時の残りを使います。見た目も損なわずシンプルでスッキリ仕上がったんじゃないかと。自分的にはまずまず満足できるかな。多少、強度に不安はありますが・・・。これで猫が木の扉をよじ登るときに付ける傷対策はできたかな。まぁ、しばらくは様子見ですね。

ネコ返しで猫が滑った跡
ネコ返しで猫が滑った跡

ネコ返し設置して次の日に様子をみてみると、ポリカプラダンのひさし部分に猫が足を滑らせた跡が付いていました。これでこの経路は使えないと学習してくれるといいのですが。ひとまず大成功ということで、猫ちゃんごめんなさい(笑


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