
普段乗っている車は HONDA FREED GB3 で、搭載しているカーナビはホンダ純正 Gathers VXM-164CSi なんですが、Gathers VXM-164CSi は2015年9月に販売された古いカーナビです。

インターナビを搭載していますが、ソフトバンク社が3Gサービスの終了を発表したのに伴いインターナビも2024年4月15日をもって3Gサービスの提供が終了しました。
ホンダ公式によるとモデルによってはリンクアップフリー通信機を4G用に交換すれば4Gに対応するそうです。ですが、Gathers VXM-164CSi は古いモデルのため交換もできず非対応らしいです。ネットを見ていると少し古いモデルでもリンクアップフリー通信機を4G用に交換すれば4Gに対応するモデルもあるようなので試してみる価値はあるかなと。

そこで私もリンクアップフリー通信機を4G用に交換してみようと思い購入してみました。いまではオークションなどで安く入手できます。
※SIMが付属されていることを確認して購入しましょう。
※ケンウッド製はファームウェアの更新が必要となるらしいので注意が必要です。

VXM-164CSi は型番からVX=デュアルサイズ ナビコンポ、M=フラッシュメモリー、16=2016年モデル、4=JVCケンウッド製、C=CD対応、S=ワンセグ対応、i=インターナビ搭載ということで、残念ながらファームウエアの更新が必要なケンウッド製となります。
この時点で駄目が確定ですが、とりあえず交換作業を続行します。

カーナビを起動してインターナビの状況を確認すると通信機のランプが赤く点滅していて通信エラーとなっています。


イグニッションをオンにしてナビを起動。
インターナビのボタンを押すと「インターナビ暗証番号入力を行ってください」と表示されるので「はい」を選択します。

暗証番号入力画面で暗証番号を入力して決定ボタンを押します。

すると「認証に失敗しました」と表示が出ます。
まぁ、3G通信が出来ていないので当たり前ですね。インターナビで得られる情報も更新されていません。
一旦イグニッションをOFFにします。

交換は簡単、古い通信機とゴム製のカバーを引き抜いて新しいものと交換するだけ。

再びイグニッションをONにしてインターナビを起動し確認。青のランプが点滅し、電波強または待受けの状態であることが確認できました。

ですが、ナビの画面には「USB機器の接続先を確認してください」と表示されました。

インターナビのボタンを押すと「internavi暗証番号入力を行ってください。」と表示されます。

インターナビシステム設定画面から暗証番号入力を選択。暗証番号を入力して決定ボタンを押す。

「ただいま接続できません」と表示されました。
ホンダのディーラーに問い合わせると「18年式以前の製品は打つ手無しに終了」ということで残念ながら駄目ですね。通信機を3G用に戻し、設定からインターナビの機能をOFFにしてインターナビに関するアラートを表示しないようにします。

イグニッションをONにしてナビを起動。
適当な場所を目的地に設定してルート検索。

案内開始を押してしばらく待つと「情報の取得に失敗しました。」と表示されてしまいます。
一旦、案内を中止してルート案内を終了します。

メニューボタンを押して選択画面で設定/情報を押します。

選択画面でインターナビを押して、更に選択画面で「ルート案内時連動取得」を押します。
選択画面で「取得しない」を押します。

画面をスワイプして一番下のインターナビシステム設定を押します。
選択画面で「情報取得設定」を押して、更に選択画面で「取得しない」を押します。

現在地ボタンを押してナビ画面に戻り、イグニッションOFF。
再度イグニッションONでナビを起動。
起動画面で「USB機器の接続先を確認してください」の表示が出なくなりました。

適当な場所を目的地に設定しルートを検索。
案内開始を押すと「情報の取得に失敗しました」の表示はされなくなりました。
まぁ、ナビ自体あまり使っていないし、インターナビが使えなくても特に支障はないので車の買い替えまでこのまま使います。