冬の間枯れて茶色になっていた芝生も新芽が伸びてきて緑が目に鮮やかになってきました。伸びた芝生はマキタのバリカンを使って短くカットしているんですが、小石などの異物を噛みこんでしまって刃が傷んでいます。長年使っているので刃こぼれや摩耗、汚れなどで切れ味も落ちてます。そこで切れなくなった芝生用バリカンの刃を研いで切れ味を取り戻せるのか試してみます。
現状、こんな状態になっています。刃こぼれも酷く、刃には芝生を刈ったときに付着した汚れがこびり付いています。
因みに、こちらは新品です。ここまでとはいかないまでも刃研ぎして綺麗にしたいですね。
新品と古い刃で芝生を刈って切れ味を比較してみましょう。
新しい刃は抵抗なく芝生を刈っていけます。
対して古い刃はスムースに刈れず力押しで刈っていますが、時々引っかかる感じですね。
刈った芝生の切り口を比較してみます。新しい刃はスパッと切れていますが、古い方はちぎったようになっています。
では、作業開始です。まずは刃に付着した汚れを落とします。クリーニングしやすいように刃を分解します。刃物なのでケガをしないように注意して作業します。細かい部品は無くさないよう保管しておきます。
分解出来たら、刃を一つづつヤスリで整えます。
大きく刃こぼれした部分は、かなり削り込むことになるので、チョット不安ですが作業を進めます。
カエリが出た刃の平たい面は砥石で研いでみます。砥石は包丁を研ぐときに使う刃の黒幕2000番を使います。今後、包丁以外にも研ぐものが出てくるようなら1000番位の砥石も欲しいですね。ただ、値段もそこそこするので中々手が出せないんですけどね。
ボヤキはさておき、どうも砥石では上手く研げません。刃の両端と先端だけが砥石に当たっているようです。原因は刃が平らではなく僅かに湾曲しているからのようです。
砥石による研磨は諦めて、耐水ペーパーでカエリを取っていく事にしました。
研ぎ終わったら刃の合わせを確認します。研ぎが甘いようなら再度研ぎ直します。
大丈夫そうなので元通り組み立てて錆止めに油を差しておきます。
では、試し刈りしてみます。
切れ味はなかなか良いですね。力を入れなくてもストレスなく芝生を刈っていけます。こまめに研ぎ直せばもうしばらく使えそうですね。
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